2011年8月10日水曜日

お茶のギフト


お茶は昔から贈答品の代表格、ギフトの定番。空港などでもお茶ギフトは人気だそうです。軽くて、お土産として小分けが出来るところが受けているらしい。しかし、フタの黒い丸缶”御銘茶”などと墨文字で金のラベルだったりして、あまり若い人を意識したパッケージが少なかった気がします。これは屋久島に自社茶畑を持ち、都内と近郊で店舗展開している新宿のお茶屋さんのためにデザインしたギフトパッケージ。若い人の茶葉離れを何とかしたいという社長の願いをデザインに反映させたつもりです。昨年秋のギフトショーに初出品しました。

2011年6月29日水曜日

デザイン学会


日本デザイン学会春季研究発表大会、今年のテーマは「産学コラボレーションによるデザイン」。初日午後の特別セッション「家電・情報の未来とデザイン」を聞きました。東芝、日立、富士通、LGのパネラー。企業経営が進める”選択と集中”という嵐の中で部門の生き残りを賭けて奮闘している様子が感じられます。デザイン領域の拡大ととるか、拡散と捉えるか、あるいは新しい職種が誕生しているのかも知れないという思いを強くしたセッションでした。

2011年6月21日火曜日

気になる色-2


前々回に続いて気になる色。秋葉原の中央通り、その内側の不忍通りで自転車のショップを見つけました。イタリアのBianchiというメーカーのコンセプトショップとのこと。自転車のことは知らなくて、このメーカーが業界でどんなポジションにあるのかも知らないのだけれど、とにかく色がきれい!と思って店内へ。
並んでいる自転車のほとんどがこの色。このBianchiのカラー、イタリアの空をイメージした色だとのことです。ちょっとグリーンの入ったブルー。ブルーですが少し温かみがあります。やっぱり最近流行りなのではないでしょうか、この色。コーラルブルーとかアイスブルーという言い方も聞きましたがやはり似たようなグループなんでしょうね。(写真はいただたカタログから)

2011年5月11日水曜日

2リットルの水





2リットル入り水パックのホルダーです。PETボトルよりゴミの量を減らすことが出来る水パック。しかしぶよぶよと掴みにくく、容器に注ぐのがたいへん。パックのままだと両手で持たなくてはなりません。そこでこの会社では専用の水パックホルダーを作ることにしました。パックを入れやすく片手で持てること、冷蔵庫のドアポケットに入ること、そしてコスト。出来たのがこのかたち。冷水容器と間違われないように上部は大きく斜めカット、女性の小さな手でも掴みやすいよう前後を薄く真ん中を膨らませたデザインです。また、底面の左右に孔があります。この空気抜き孔がないと水パックはホルダー内側に張り付き下に入っていきません。あとは水パックの注ぎ口(スパウト)をカチッと止めるためのパーツ。出来上がってみれば単純な構造、簡単なものですが、指掛かりの滑り止め、注ぎ口の角度、冷蔵庫から出した結露した水パックの入りにくさ、さらに成形時の不具合などなかなか難問の続いたデザイン開発でした。写真の水パックや6パック入りカートンケース、トータルでデザインしています。

2011年4月4日月曜日

気になる色


昨年あたりから、街の中のさまざまなもので彩度の高い”水色”や”緑味の水色”が目に付いています。爽やか、新鮮な印象です。気になりだすといろいろ気になって観察してみると、歩道橋、高架道路の下半分、工場建屋など以前から結構使われています。黄色やオレンジは目立ちすぎて景観のノイズになるですが、広い面積で使っても前に出て来ない色なのです。白っぽい色が背景にくると眠い配色です。しかし、濃いグレイや黒の中に置かれるとガ然引き立ちます。きれいな色なのに使われてこなかったのは、エコの風潮から長らくナチュラルな、くすんだグリーン系が主流だったからでしょうか。流行色も今年あたりからブルーやパープル系と聞きます。どちらかというとエコとは反対の鉱物的なライトブルーグリーンやペールブルー。濃くなればターコイズ。こうした色相のものが増えていると感じるのは僕だけでしょうか。